UA値(外皮平均熱貫流率)は、室内の熱が外皮(屋根、天井、外壁、窓、床)を介してどの程度逃げやすいかを示す数値です。

この数値が小さいほど室内の熱が逃げにくく、外気の影響を受けにくいということになり、断熱性能が高いことを意味しています。(注意点としては、UA値の基準は地域によって異なるということです。)

 

計算式はUA値(外皮平均熱貫流率)=外皮総熱損失量(w/k)÷外皮総面積(㎡)で求められます。

 

島根県のUA値の基準は0.87以下で、最も厳しい北海道の基準は0.46以下です。しかし、日本以外の先進国のUA値の基準は0.46以下が当たり前となっています。

Q値との違いはUA値は外皮面積を元に計算し、換気による熱損失を含まないのに対し、Q値は建物の延べ床面積を元にし、換気による熱損失を含むという点で異なります。

 

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