床束(ゆかづか)ってなに?
大引き(床組の重要な部材)を支え荷重を地面に伝える役割を持ちます。
従来の床束は木材が使用されており、乾燥と収縮による床鳴り、湿気による腐食やシロアリ被害といった問題がありました。そこで解決策として誕生したのが鋼製・樹脂製の床束です!
鋼製束(こうせいづか)は鋼でできているため錆に強く、シロアリ被害の心配がなく、高さ調整が可能。ですが、屋外での露出した箇所には適していない。種類はL型とT型・フラット型があり、L型のように互い違いに施工できない場合はT型・フラット型を使用します。
樹脂束(じゅしづか)またはプラ束は樹脂でできているため、錆・腐食・シロアリ被害の心配がありません。海沿いの住宅などには樹脂性が選ばれることが多く、ウッドデッキなど屋外で使用する場合にも樹脂製が適しています。種類は受座タイプと合板タイプがあり、鋼製束のフラット型同様、受座タイプで施工できない場合は合板タイプを使用します。
⇩井原建設では鋼製束を使った土台工事をしています。
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