壁と床の境界に取り付ける部材のことを指します。「巾木」と書くこともあります。

壁と床にできる隙間を隠し、見た目やデザインをきれいにしたり、おしゃれにしたりする役割を持っているのが幅木です。掃除機などが当たった場合、クロスのみでは傷がついたり剝がれる原因になったりします。その状況から守ったり、地震などが起きた際の緩衝材としての役割もあります。

地味なものかもしれませんが、住宅や建物を支える上で非常に重要な役割を担っています。

廻り縁(まわりぶち)との違い→廻り縁は天井の面と壁面の境目に取り付けられる枠を指し、天井に沿ってぐるりと一周囲っている材料のことです。幅木は床との接合部、廻り縁は天井面との接合部となります。

 

幅木は主に4種類。

木製・・・木ならではの風合い、温もりを感じられ、経年により深みが増していくのも魅力の一つです。比較的厚みがあり、無垢のフローリングとの相性抜群です。

MDF・・・木製チップと合成樹脂を組み合わせて形成された巾木。一般的に用いられている巾木で、バリエーション豊富で無垢材にはないモダンな雰囲気を演出できます。

ソフト・・・塩化ビニル素材でできており、比較的薄い形状なのが特徴。水に強く水回りにおすすめの巾木です。

アルミ・・・幅木の存在感を消したい、目立たない方がいいという方はアルミ幅木がおすすめです。存在感のないスタイリッシュなデザインになります。

 

⇩こちらの写真では壁と床の境界にホワイトの幅木が使用されています。

幅木

 

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