ZEH（ゼッチ/ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）の略称で「エネルギー収支をゼロ以下にする家」という意味です。

断熱性能を高め、省エネな住宅設備を使い、家庭が使うエネルギーよりも創り出すエネルギーのほうが多くなることを目指した住宅

断熱性能が高いことにより、冷暖房などの使うエネルギーを少なくし、ガス・電気の消費量を抑えることができます。そして、太陽光発電システムの導入や蓄電池などで創り出すエネルギー（再生可能エネルギー）を高め、太陽光発電で発電した電力を売電した場合は収入になるので、使うエネルギーはちょんぼし、創り出すエネルギーがあばかんほどあれば、収支ゼロ以下が実現できます。

 

ZEHは他にもNeary ZEH（ニアリーゼッチ）やZEH Oriented（ゼッチ・オリエンテッド）などがあります。

Neary ZEHは、再生可能エネルギー等の導入し、住宅が消費する一次エネルギーを100％削減しているZEHに比べて、一次エネルギーを75％削減している住宅とされていて、ZEHより緩和されています。創エネを含む省エネ削減量がZEHよりも少し少ない、ZEHまであと一息なのがNeary ZEHとなります。

ZEH Orientedは、ZEHで必須の再生可能エネルギー等の導入は不問。都市部狭小地または多雪地域の建築地で太陽光を設置したくても出来ない場合に考慮されます。