地盤改良を行いました。
2025年11月14日
こんにちは。
今回のブログ担当は、すっかり炬燵から出られない古田です。
(井原建設でおうちを建てていただいたお客様は、炬燵が必要ないのがうらやましいです…)
今週に入り、斐川の新築、松江の建替え共に、いよいよ工事が始まりました。
どちらも地盤調査で改良判定が出たのですが、改良方法は異なります。
斐川の土地では、天然砕石パイル工法という改良工法を用いることになりました。
この工法は、小さく砕いた石を柱状に、圧力をかけながら地面に埋め込んで、地盤を補強する工法です。地震の揺れにも強く、砕石の隙間は水を通しやすいため、液状化を未然に防ぐ効果もあります。


松江の土地では、D-box工法を用いました。
D-box工法は、特殊な袋に砕石を詰めたものを地中に埋めて、地盤を補強する工法です。機械や交通振動の低減、地震による揺れの軽減や液状化防止効果があります。
地盤が柔らかく、砕石パイルでは補強しきれないこと、また線路が近いこともあり、この工法が採用されました。

どちらの工法も、天然砕石を使用しているので、土壌汚染や環境破壊の心配のない工法です。
天然砕石パイル工法は、1日半で、D-box工法も3日程で工事が完了しました。セメントなどを使う工法に比べると、硬化時間がかからない分早く工事が終わるんですね。


さて、次は基礎工事かはじまります。
天気が良い日が続きますように。




