またぐぐっと寒くなりました。
皆様お風邪をひかれませんように。

さて!
今週末11月27日(土)28日(日)に松江市は浜佐田町の地において
構造見学会を開催させていただきます!

構造見学会

今回はご予約なしでご覧いただける見学会です。
が!
28日(日)はAM11時より気密測定LIVEを行います。
弊社のこだわりの一つである気密について。
実際に家じゅうでどれくらい隙間があるかを測定するところをご覧いただけます。
こちらはご予約が必要となります。

以下よりお申込みください。
気密測定LIVE参加希望とご記入ください。

気密測定LIVEのお申込みはこちらから

そして今回もうひとつ。
弊社が気密にこだわる理由をご紹介させていただきますね。
長文ですがご興味ある方はぜひお読みください。

「気密性を高める理由(1)」
断熱性を高めるだけでは家は快適にはなりません。せっかく性能のよい断熱材を厚く施工しても
隙間があったらそれは断熱材が入っていないことと同じです。
例えば同じ断熱性能の家でも隙間の多い家では電気代で大きな差が出ます。
最近一般的になっている家の断熱性能を表すUA値という値があります。この数値が低いほど家の
断熱性能はいいと言えます。(実はそうでもないのですがここでは省きます。)
ちなみに2020年に義務化されるはずだったUA値は0.87です。
それから気密性能を表す数値はC値といいます。家全体でどれくらい隙間があるかを表す値でこれ
も数値が低いほど隙間が小さく性能が良いと言えます。このC値は机上の計算では出ません。現場
で専用の測定機器を使い専門の技師が測定しないと絶対に出ない数値です。
では実際にどれくらい電気代の差が出るのでしょうか。以下の表にまとめてみました。

表

UA値は弊社の平均値です。義務化されるはずだった0.87よりかなり良い数値です。
期間は暖房を使用する11月から3月の間に室温23℃で生活したらC値によって電気代がどう
変わるのかというお話です。

C値によって電気代がどれくらい差が出るか計算し表にまとめました。
計算式は工務店仲間でつくる勉強会でいただいたものを使用しました。特に気密にこだわっていない
家のC値は2.0としその家の電気代を基準とし、気密をよくしていくと電気代がどれだけ下がってい
くのでしょうか。

表

どうでしょうか?5か月間とはいえ最大7000円以上の差が出ていますね。
月1,400円の差です。結構な差だと思いますがいかがでしょうか。
ちなみに義務化される予定だった基準UA値0.87、C値2.0と弊社の平均値の家との
電気代の比較をしてみると…
なんと!
¥57,929もの差が出ました…
月¥11,600弱の差…
ここまで差がでるとは思いませんでした。
ただしこれはあくまで計算の上です。
実際に日頃つつましい生活をされていらっしゃるほとんどの方はこまめにエアコンを消したり
付けたりしていらっしゃるのでしょう...
寒くても我慢されて...
なので実際にはここまで金額の差はでないかもしれません。

今回のデータはエアコンを1台設置した場合の結果です。実際にUA値0.87の家では各部屋に
エアコンを設置しないとかなり寒くなると思います。また将来エアコンが故障した際にかかる
費用も場合によっては複数台となり結構な金額になると思います。
あくまで計算の上ではありますが、断熱性能だけではなく気密性能にもぜひこだわっていただ
きたいと思います。

「気密にこだわる理由(1)」と書きました。実は気密にこだわる理由はもうひとつあります。
実はこちらも大変重要なお話になってきます。
長くなりましたので続きはまたの機会にと思います。