2027年から始まる新ZEH!?の定義【GX-ZEH、GX-ZEH+】と現行ZEHとの違い!
2025年09月19日
そろそろ涼しくなってほしいと願っている今日この頃。
あ、今日のブログは深津がお送りします・。・
タイトルにもあるように新ZEHの定義や現行ZEHとの違い
また、GX志向型住宅との違いについても解説していこうと思います!
そもそもZEH(ゼッチ)とは何か?
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略称で
年間の「エネルギー収支をゼロ以下にする家」という意味です。
断熱性能を高め、太陽光発電などの導入や省エネな住宅設備を使い、
家庭で使うエネルギーを創り出すエネルギーで補えるようになることを目指した住宅を指します。
そして、2027年から適用予定の「新ZEH」は、2050年の脱炭素・カーボンニュートラルの目標達成に向けて現行のZEH基準から、
GX(グリーントランスフォーメーション)志向型住宅の考えを取り入れた、より厳しい基準で高性能なものへと進化する新しい定義です。
現行と新ZEHとの違いを分かりやすくするためにGXを取り入れた「GX-ZEH」が新しいZEHの名称となります。
【ZEHとGX-ZEHとの違い】
現行ZEH |
GX志向型住宅 |
GX-ZEH |
GX-ZEH+ |
|
---|---|---|---|---|
(UA値) |
等級5 (0.6) |
等級6 (0.46) |
等級6 (0.46) |
等級6 (0.46) |
(BEI) |
等級6 (20%以上) |
等級6 (35%以上) |
等級6 (35%以上) |
等級6 (35%以上) |
太陽光発電設備搭載 |
必須 (100%以上) |
必須 (100%以上) |
必須 (100%以上) |
必須 (115%以上) |
蓄電池 |
不問 |
不問 |
必須 |
必須 |
(高度エネマネ) |
不問 |
必須 |
必須 |
必須 |
※一次エネルギー消費量等級は現状20%以上削減が最上位のため、削減率は増えても等級6のまま。
※GX-ZEHでは戸建て住宅の場合、太陽光、蓄電池、HEMSが必須要件になる予定
上記の表からわかるように、断熱性能はGX志向型住宅と同レベルに、消費量等級に関しては、20%→35%以上と大幅に削減が必要になってきます。
一点だけ大きく違うのは、GX-ZEHでは「蓄電池」の搭載が必須要件となる予定というところです。
これまでZEHでは、太陽光発電などで創るエネルギーとお家で消費するエネルギーを差し引いて、おおむねゼロにすることを目指す「100%削減」が基準でした。
GX-ZEHはこれまで同様、エネルギー収支ゼロを目指す一方で、GX-ZEH+ではエネルギー収支をゼロにすることだけでなく、プラスにすることを目指す住宅です。
【メリット】
・光熱費を抑えられ、安心した家計の実現に繋がる。
・災害時でも、太陽光発電と「蓄電池」があれば、電気を使えてスマホの充電や冷蔵庫などの家電を動かせる安心感がある。
・未来の基準であるGX-ZEH仕様の住宅を建てれば、長く価値が落ちない賢い資産を持つことに直結する。
【デメリット】
・建築コストの上昇。↓
「安く抑えて建てたとしても光熱費の削減等を考慮していなければ今後高い光熱費を払い続けていかなければなりません。一方で、とことんこだわった家を建てたとしてもローンが終わるまで苦しい生活になってしまうかもしれません。」
私たちは、建てたあとも「幸せに生活していくこと」を大前提に人生設計を考え、
家計のバランスだけでなく、性能など総合的に考え、無理なく長期的に暮らしを支える資金計画をご提案しています。
井原建設と共に作る家なら、太陽光発電システムとの相性抜群
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GX志向型住宅はもちろん、施行予定のGX-ZEH、GX-ZEH+の基準にも対応。
高性能はもちろん、デザイン等もこだわりたいと思っている方、お任せください。
家づくりの資料程度で構いません、気になることやそもそも何から始めてよいかわからない方も、ぜひお気軽にお問い合わせください!
先日食べたケーキがおいしかったので写真載せておきますね( ^^) _旦~~